宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

主体性をもつ

9月10日から11月14日まで

火星が牡羊座で逆行します。

 

火星の逆行は

みなぎる情熱や闘志の

勢いやスピード感がなくなり

内側に熱がこもるイメージです。

 

火星にとってはオウンサインでもある

牡羊座に入ったのが6月末。

 

この頃から頑張りすぎていたり

ちょっと暴走気味だった人にとっては

クールダウンするにはちょうどいい時期です。

 

また9月13日から

山羊座木星が順行に転じます。

今までなんとなく

小さくまとまっていたことや

否定的、批判的な流れに萎縮したり

窮屈さを感じていたりしたものがふっと緩み

肯定的に拡大していくイメージです。

 

そんな火星と木星ですが

今はハードな角度の位置関係にあり

社会にバチバチと火花を散らすような

変化をもたらしています。

 

折しも日本では9月14日に総裁選が

アメリカでは11月3日に

大統領選挙がありますね。

まさに「社会」への鉄火な刺激を感じます。

 

個人レベルでは

「主体性」がテーマになりそうです。

 

日本人はとても「自主性」の高い

国民性であるとも言われていますが

これからは

いかに「主体性」を持って生きるかが

鍵になりそうです。

 

自主性とは

決められたテーマのなかで

発揮される行動力を指します。

 

一方、主体性とは

何をすべきか決められていないことも含め

自分の意思で決断し行動することを指します。

 

「自主性」は

管理された中で模範となる

優等生的な行動であるのに対し

「主体性」は

自分の意志や判断をもとに

責任を持ってとる行動と言えます。

 

ルールを守ることは得意でも

自分の意志を貫いたり

そこに責任が伴うことについては

とかく及び腰になる。

 

私にもそういう側面は大いにあります。

 

特に自分にとって

都合の悪い問題に対しては

どちらでもいい、とか

決めてくれたらその通りにやるから、とか

主体性に欠ける発言をすることもしばしば。

 

反省しきりです。

 

今回のコロナ禍においても

自粛のあり方やマスク着用などに関して

日本人の国民性として

この「主体性の欠如」が

如実に出たような気がしています。

 

いよいよ風の時代へ

本格的に移行する直前に

地の時代を棚卸ししているような今。

 

次の時代へ何を持ち込み

今の時代に何を残していくのか。

 

そんな取捨選択を迫られているような

エネルギーを感じています。

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