宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

ダイエット

もともと太りやすい体質のうえに

食べるのも飲むのも大好きなので

万年ダイエッターといっても

言い過ぎではないくらいでしたが、

 

ちょうど2年前、

おそらく今までの人生において

3本の指に入るくらいの

心身大崩壊を経験したことで

あれよあれよと

10キロも痩せてしまい

そこからしばらく

太れずにいました。

 

数日前、暑さに負けて

夏物のデニムパンツを履いたら

昨年はぶかぶかがったはずの服の中に

しっかりと身が詰まったので

もしや、これは?!と思い

2ヶ月ぶりに体重を計ってみたところ…。

 

おおおっ!!!!

 

会社辞めてたった2ヶ月で

驚異的な回復!!

 

なんとこの短期間で

6キロ太っていました(爆)

 

まぁ、

あれだけ飲み食いしていたら

太るの当たり前だよ!と

突っ込まれてしまいそうですが(汗)

 

ここまでの2年間を振り返ると

この変化は

とても喜ばしい出来事なんですよね。

 

身体が栄養を吸収し

過剰な分を蓄積しているということは

私の自律神経が

ちゃんと機能している証拠です。

 

会社勤めしている時には

食べても食べても

身体に栄養が吸収されず

寒いし、疲れやすいし、

とにかく眠いしで

見た目もすっかり

老け込んでしまいました。

 

あんなに憧れていた

食べても太らない身体の代償は

あまりにも辛いものでした。

 

それが、

昔のように

太りはじめたわけですからね。

 

よし、そろそろダイエットか?!

 

あぁ、この響き、なんだかいい…(笑)

 

いや、なんていうか、

この言葉を再び口にする日が来るとは!!

 

もちろん、

ダイエットが好きなわけではあません。

 

ダイエットはいつも苦痛でした。

 

そもそも

太りやすいこの身体が

憎くて憎くて仕方なかったし

痩せなければと思えば思うほど

食べたいし、飲みたいし、

煩悩盛んなこと極まりなく。

 

この身体のせいで

好きなことができないとか

自分は醜いから

いろいろ損をしているのだとか

強く思い込んでいた節も

あったので、

 

もしも痩せたならば

きっとうまくいくことが

たくさんあるに違いないんだ、と。

 

もちろん、

そんなことは

1つもありませんでしたが(笑)

 

痩せてみてわかったことは

いろいろうまくいかなかったり

損をしていると感じていた理由は

太りやすい体質のせいでも

見た目の醜さのせいでもなく

私の性格や思考の問題だった

ということです。

 

私は感覚的に生きることが

とても苦手で

頭が納得できないと

なかなか先に進むことができません。

 

逆に

頭が納得してしまえば

身体の状態がどうであれ

その通りに行動してしまいます。

 

要するに、

純粋な身体の欲求ではなく

脳の興奮に左右されてしまうので

食べ過ぎてしまったり

飲み過ぎでしまったりするんですね。

 

身体のサインに鈍感なんです(笑)

 

だから、

身体を動かすこと全般も

もちろん苦手なので

ちょっとした怪我も多い方です。

 

これでは身体が

あまりにも可哀想ですね。

 

身体に優しいダイエットが

きっとあるはず、というよりも

頭と身体が仲良くなれば

ダイエットは辛くないのかもしれません。

 

以前のように

自分に対する嫌悪感から

禁欲的なダイエットをするのではなく

自分のことが好きになるような

ダイエットが必ずあるはずです。

 

食べることは命をいただくことです。

菜食主義だとしても

命の一部をいただいていることには

変わりありません。

 

食欲は命のリレーです。

 

むしろ食欲に感謝するくらいの気持ちで

体づくりをしたいものです。

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