宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

違和感の正体って?

ある特定の状況や

ある特定の人たちの言動に

モヤモヤすることがあるとき

この違和感の正体が

いったい何なのかを

自分に問いかけるようにしています。

 

一言で表現するなら

単純に「嫌い」ってことで

済んでしまうようなことでしょうね。

 

もちろん、

それはそれでいいんです。

誰にだって好き嫌いはあるのだから。

 

しかし、

その「嫌い」という気持ちが

他の誰でもなく

自分自身を苦しめているのであれば

そこは自分で何とかするしかありません。

 

人の気持ちというのは

なんとも厄介なものですね。

f:id:Kougetsu:20191020230112j:image

「違和感」を感じているときというのは

何かしらの「違い」に和めない状態ですから

自分と異なる点を見ていくようにしています。

 

ここで重要なことは

「正誤」「優劣」「勝負」を決めないこと。

 

違和感を感じてモヤモヤしているとき、

それが意識的であれ、無意識的であれ、

だいたいこれらのジャッジをしているものです。

 

そこには

私という存在は

正しく優秀な勝者でありたい…という

根源的な欲求が隠れているのかもしれません。

f:id:Kougetsu:20191021130957j:image

思い通りにならない、

不愉快な思いをした、

傷つけられた、悲しい、苛々する、

納得できない、許せない…など。

 

そこにネガティヴな感情が結びついて

つらいと感じるようであれば

自分のエゴと向き合うチャンスです。

 

あなたを苦しめているのは

状況や他者かもしれないけれど

もう少し掘り下げてみると

実は自己解決できることなのかもしれません。

 

別に無理矢理好きになることはないし

許せなくたっていいし

嫌いでいいんです。

 

ただ、どうしてそんなに嫌いなのかを

自分に聞いてみると

なかなか興味深い反応が出てくるものです。

 

でも、だって、だから…と

自分に存分に言い訳させてあげた後に

「それ、本当にほんと?!」って

再確認してみてください。

 

あれれ?っとなって

状況や他者への理解がすすむかもしれません。

 

そうなったらしめたもの!

その違和感は

既に苦しみから解放されているはずです。

 

また、

私という存在が

正しくて優秀な勝者であることが

今、この問題に対して重要なことなのかも

改めて着目してみてもいいかもしれませんね。

 

違和感の正体はいったい何なのか。

 

そこにはエゴと向き合う

チャンスが潜んでいるかもしれません。

 

状況や他者のせいにするのは簡単ですが

そうやって内観することを続けていると

視野も視座も

ぐっと変化するような気がしています。