宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

思いやり

人の気持ちを

全く理解できない人種がいて

私、ものすごく傷つきました!

 

…という話を聞きました。

 

思いやりのない人や

思いやりを理解できない人って

本当にいるんですね!

 

…とその人は続けます。

 

なるほど。

その人の生きている世界では

思いやりっていうのは

相互理解が必要なものなんですね。

 

私の世界の思いやりとは

ずいぶん異なる概念だったので

興味深く聞かせてもらいました。

 

やはり人の数だけ世界はあるなぁと

感心した次第です。

 

ちなみに、

私の世界での「思いやり」を

言葉にしてみると、こんな感じです。

 

相手を思いやっているときというのは

思いやろうとしていないことがほとんどなので

自分で思いやっていることに気付けません。

 

だから、

相手の反応に対して

一喜一憂することはありません。

 

逆に

相手のためを思っているときは

相手が良くなることを期待しているので

思いやるとは異なる感覚があります。

 

期待なので、

期待通りになることもあれば

期待外れなこともありますので

一喜一憂してしまいます。

 

期待しているときは気付けるけど

思いやっていることには気付けない。

 

だから、

思いやりっていうのは

自然に出るものだなという感じです。

 

思いやりとは

受け取るものであって

与えるものではないのかな?という感覚です。

 

即ち、与えている感覚のときは

相手が受け取ることを

期待しているとき、になりますね。

 

そんなわけで。

 

冒頭の人の話を聞いたとき、

それは私の世界でいうところの

期待に似ているかもしれない

とは思いましたが

それもまた完全に同じではないので

まさに多様性だな、と。

 

人との違いを知ることは

即ち自分自身を知ることになります。

 

正しいとか間違っているとか

そういう次元の話ではなく

そもそもみんな違うので…。

 

世界は1つではないんですよね。

 

でも、

たくさんの世界が集まっているからこそ

1つの世界が顕現できるんです。

 

私の世界はあなたの世界があるから

顕現することが可能なのです。

 

全ては

関係性という縁起の中にあるので…。

 

私の世界も

あなたの世界も

多様な美しさで満ちています。

 

あなたにとっての

「思いやり」って何ですか?

 

いろいろな答えがありそうで

考えただけでワクワクしますね。

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