宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

最期まで飼ってね

夫の大好きな番組で

千葉県佐倉市が放映されていました。

 

池の水ぜんぶ抜く大作戦

↓↓↓↓

http://www.tv-tokyo.co.jp/ikenomizu/smp/

 

いつ収録していたのかしら?!

知っていたら観に行ったのに…!!

 

千葉県の印旛沼近辺では

カミツキガメの被害が深刻です。

 

生態系や農作物に影響があるだけではなく

名前の通り噛みつきますから

人畜に対しても大変危険な外来種です。

 

ペットで飼育されていたけれど

飼いきれなくて川や沼に放たれたものが

繁殖してすごい数に増えているとか。

 

この番組を観ていて知ったのですが

昔懐かしい縁日の屋台で定番だった

あの「ミドリガメ」も外来種

 

やはり飼いきれなくなって

あちらこちらの池に放たれたことで

生態系に影響を及ぼしているとか。

 

成田山新勝寺の太鼓橋がかかる池にも

大きく成長したミドリガメが沢山います。

 

この番組を観るまでは

あっ、亀がたくさんいる!

…なんて喜んでいたのですが

誰かがお寺の池に放したのだと思うと

複雑な気持ちになってしまいます。

 

ブルーギルブラックバス

鯉やアメリカザリガニ外来種

 

みんな人間の都合で

放たれたものばかりで

生態系に影響を及ぼしているのだとか。

 

生態系に影響を及ぼしているということは

巡り巡って人間の生活にも

影響を及ぼすということになりますよね。

 

本当に難しい問題です。

 

犬、猫などは

善意ある団体などの保護活動があっても

この手の生き物は即座に駆除の対象です。

 

ペットで飼育されていたのに

外に放した途端に

駆除の対象となってしまうのです。

 

やはり、どんな命も、

飼育するなら最期まで、ですよね。

 

外来種や品種改良された生き物を

持ち込むなとまでは言いません。

いろいろな事情もあるとは思いますし。

 

生態系に影響を及ぼさないよう

然るべき管理のもとで

責任を持って飼育するなら

いいと思うんです。

 

飼いきれなくなったから、

飽きたから、増えたからといって

安易に自然に放つのは

身勝手な行動と言わざるを得ません。

 

どうか

生き物を飼うときは

どんな種類であれ

必ず最期まで面倒を見てください。

 

もし飼いきれなくなったら

然るべき管理のできるところへ

譲渡するなどして

自然に放つのはやめましょう。

 

綺麗事に聞こえるかもしれませんが

結果的には

自らの命を守ることに繋がるので。

 

普段、

この手の話題には

あまり触れないのですが

今日は思い切って書いてみました。

 

…それにしても、

普段よく車で走っている道の近くにある

池や田んぼがカミツキガメの危険地帯です。

 

番組で捕獲した数では

焼け石に水かもしれませんが

啓蒙活動としては

いい番組なのではと思いました。

 

憩いの場に集う方や農作業をされる方が

危険な目に遭うのは避けたいものです。

 

生きとし生けるものの

命を守るためにも

ペットをお迎えするときは

よく考えて欲しいものです。

 

お迎えするからには

最期まで責任を持って

飼ってくださいね。

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