宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

猛毒

怒りの感情が込み上げてくるとき

あなたはどんなふうになりますか?

 

私は

心拍数があがり

呼吸が浅くなり

身体が震えます。

 

背中、そして

後頭部からこめかみぐらいまで

身体の後ろ側が緊張するので

おそらく目が釣り上がっているかも?

 

目の前の景色が

ハレーションをおこしたように

白っぽくなって色を失い

手足が冷たくなって

身体の中心に

血液が集まってくる感じがします。

 

ハラワタが煮えくりかえる…とは

言い得て妙だと至極納得。

 

怒りの感情が込み上げてくる時の

あの独特な身体の変化は

本当にしんどいです。

 

破壊力ハンパない。

自分の感情で自分の身体が

破壊されるという理不尽。

 

実際に身体がだるくなったり

痛みを感じることもあるくらいに

殺傷能力が高いんですよね。

 

怒ると痛い目に遭うのは

他でもない自分自身です。

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会社勤めをしていた頃は

よく怒っていました。

 

自分の「正しさ」に固執するあまり

随分と痛い目に遭ってきたと思います。

 

正しさに固執すると

間違い探しをはじめます。

 

もとい、

犯人探しと言った方が

よりリアルな感じがします。

 

間違いより犯人の方がリアルなのは

「犯人」というその言葉に

罪を犯しているという前提があって

捕まえて、罰して、更生させる、

そんなプロセスを内包している気がするから。

 

そうなると

間違いを許せなくなるんですね。

 

間違ったっていいんですよ。

間違いに気付いたならば

単に直せばいいだけなのだから。

 

罰して、更生させなくても、

単に直せばいいだけなのだから…。

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仏教では108ある煩悩の代表格として

「貪瞋痴」を三毒としています。

 

この三毒が何かと言えば

「欲望、怒り、愚痴」なのですが

これにより害を受けるのは

それを起こしている

本人であるとされています。

 

これらの毒に共通していることは

「自分の思い通りにならないとき」に

盛んになるということです。

 

そしてこの毒の恐ろしさは

生まれながらに持っていて

消し去ることができないということ。

 

正しさを追求すること自体が

悪いことなのではなく

自分の正しさに固執して

我を通そうとすることが

この毒を盛んにしていくのだと思います。

 

毒を持つ私だから

怒ってしまうのは仕方がありません。

 

怒らない方がいいけれど

怒ってはいけないわけではない。

 

もし怒りの感情に気が付いたならば

それが自分を苦しめていると知り

犯人探しをやめて問題解決に転じる。

 

そうすれば煩悩即菩提です。

 

自分にある猛毒を

自分を癒す薬に転じるのも

自分、ということになりますね。

1年も続いた!

ブログをはじめて1年が経ちました。

あっという間です!

 

1年間で185件の投稿、

我ながらよく投稿したと思います(笑)

 

はじめは

セオリー通りなるべく毎日…と

随分頑張って投稿していました。

 

会社を辞めて

サロンの仕事をメインにするなら

ブログは毎日投稿した方がいい。

 

SNSもマメにアップするといい。

 

…など、

まぁ、いろいろ言われているとおりに

私もチャレンジしていたわけです。

 

2ヶ月は続いていましたね(笑)

 

しかし、

3ヶ月目に突入した頃、

日課にするのをやめました

 

「だから私はダメなんだなぁ。」

そういう気持ちも正直ありましたが

ブログをはじめた日の投稿を読み返してみると

そもそも日課にするつもりもなかったんだと(笑)

 

おそらく、

何かのきっかけがあって

自分に課したのでしょうね。

 

この「縛り癖」こそが

自分を苦しめているというのに(笑)

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改めて思います。

 

結局のところ、

誰かが私を苦しめているわけでもなく

誰かが私を傷つけているわけでもなく

全部自分がやってることなんだな…と。

 

今の心境は「1年も続いた!」と

素直に驚いています。

 

ブログは書きたいときに投稿すればいい。

 

それでいいじゃないって

自分を許したことで

継続できたのだと思います。

 

もちろん

自分を甘やかしてばかりいて

不都合なことから逃げ回っていては

何も解決しないことは知っています。

 

ただ、

その「不都合さ」がどこからきているのか

そこをしっかり見る必要があるのだと思います。

 

自分に厳しい人は

他人にも厳しくなりがちです。

 

ただ、

自分を律すること=自分に厳しくすること、は

ちょっと違うんだろうなと思うのです。

 

自分を律するためには寛容さも必要。

 

そうやって考えると

やさしさ=甘さ、ではないということにも

気付かされます。

 

そんなわけで。

 

このブログが1年続いたことを

今は素直に喜んでいます。

 

これからもマイペースで

投稿を楽しんでいきますね~。

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☆今週開催です☆

占星術を身近に感じるワークショップ、

Jupyter Night 第2期 がスタートします!

 

第1期では

占星術の仕組み」を取り上げましたが

第2期では

「星の影響」について取り上げます。

 

今、空を運行中の天体が

世の中や日常生活に

どんな影響を及ぼしているのか

また、

あなたの星座に

どんな影響を及ぼしているのかを

読み解いていきます。

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公開鑑定をご希望の方は

ご予約時に生年月日、出生地、出生時刻と

鑑定したい内容をお伝えください。

 

ワークショップの会場は

京成電鉄 八千代台駅 東口 徒歩7分

レンタルスペース ふくろうの間 にて。

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ワークショップ中は飲食可能です。

当日オーダーの

コーヒー、おにぎりもございます。

(おススメ!)

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第2期は各回定員4名様となっております。

当日参加も承りますがご予約優先です。

お席に限りがございますのでご了承ください。

 

ご予約、お問合わせは、

ホームページの送信フォームからお気軽に。

 

Jupyter Nightは

参加者の皆様でつくるワークショップ。

 

4月は満月前夜、

いったいどんなエネルギーになるか

今からとっても楽しみです!

家庭料理

私の周りには

プロや玄人はだしの料理人が多いので

その恩恵にあずかること多数なのですが

今月は既に2回、

「プロの料理」を自宅でいただくという

大変ありがたい機会に恵まれました!

 

名目は「試食」ですが

大変贅沢なケータリングですね。

 

いただきっぱなしもなんだからと

申し訳程度に自宅の冷蔵庫をあさって

市販品の「刺身こんにゃく」を出した私です(笑)

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別の日には家庭料理を。

 

この日も申し訳程度に

ご飯とみそ汁は用意しました(笑)

 

プロの作る「家庭料理」って贅沢ですよね。

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肉じゃが、と侮るなかれ!

 

よく、人気の料理店は

厨房の「まかない」も 

激ウマ!って話を聞きますが

それ、本当なんだと思います。

 

ちゃっちゃ!と作って出してる感じがしない。

(ちゃっちゃ!と作ってるんでしょうが…)

 

美味しくてどこか懐かしい味に

舌も胃も心も癒されました。

 

本当にありがたいです。

 

家庭料理の食べられる場所って

やっぱり「家庭」ですよね。

 

でも

 

家庭って永遠にそこにあるようで

いつかは巣立ちの時を迎える場所でもあります。

 

私のように既に帰る実家も無く

料理の作り手だった

親や身内のいない人にしてみたら

誰かが作ってくれた愛情たっぷりの

家庭料理を食べたいと思ったとき

どんな選択肢があるのかしら。

 

しょっちゅう友達にお願いするのも

なんだか変な話ですしね(笑)

 

私の料理も夫にとっては「家庭料理」ですけれど

私にとっては「家庭料理」ではないんだよなぁ…。

 

大手コンビニチェーンでも

家庭料理を想定した手軽で簡単なお惣菜が

たくさん商品化されているのですが

家庭料理がおいしく感じる理由としては

料理の内容や味付けだけではなく

作り手と食べ手の関係性が含まれてくるので

やっぱり「家庭料理とは違うよね」と

感じてしまいます。

 

そう思うと奥が深いですね、家庭料理って。

 

気軽で身近なはずなのに

どこか遠くにあるような…。

 

こんなことを考えている私って

センチメンタルな気分なのかも?!

 

いや、

単に料理するのが苦手だから

考えているのかもしれないですね。

 

プロの料理に触発されたのが

家庭料理を作る意欲ではなく

どうしたら食べられるのかだとは(笑)

 

自分のスキルアップ

視野に入れないとですね。

夢中になること

 

今朝、夫の出勤を見送ってリビングに戻ると

テーブルの上におもちゃが置きっ放しに。

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これは夫のコレクションで

普段は飾り棚に入っているもの。

 

そういえば昨夜の夕食後、

これをわざわざ出してきて

飛行機の形にしてみたり

ロボットの形にしてみたり

その中間?みたいな形にしてみたり

ガシャガシャといじっていたのを

思い出しました。

 

このおもちゃ、

マクロスというアニメに出てくる

戦闘機的なものなのだそうですが

すごく良くできていて

いろんな形に変化するんです(笑)

 

片付け好きな夫なので

使っていた物を仕舞うことなく

日付をまたいで

出しっぱなしにしていることは

ほとんどない事なので

よっぽどこれに

夢中になっていたのかと思うと

なんだか可笑しくなってしまい

思わず写真を撮りました。

 

そういえば、

私が夢中になっていることって

どんなことかなぁ…?

 

そんなことを自問しつつ

テーブルに出しっぱなしのおもちゃは

そのままそっとしておいて

私も家を後にしました。

 

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今日は占星術研究会へ参加するために

目黒まで来ているのですが

少し早く着いたので

公園で一休み。

 

こんなに美しい景色が

目の前に広がっていて

子供達が遊んでいます。

 

いいなぁ、

命が何かに夢中になっている姿って

本当にキラキラしてステキだなぁ…。

 

あなたが夢中になることって

いったいどんなことですか?

 

キラキラしたいですね。

ロマンス

悲しみの淵で見かけたあなたが

新しい恋の歌を口ずさむ

 

春の訪れが

あなたの心にも

恋の花を咲かせたのでしょうか

 

苦しい恋はもう卒業して

大人のロマンスが

あなたに訪れますように

 

傷つくことはもうおしまいにして

大人のロマンスが

あなたに訪れますように

 

見つめ合うだけでは前に進めない

 

求めあい

奪いあい

押し付けあう恋は

もう卒業して

 

認めあい

与えあい

受け取りあう愛へ向かう

大人のロマンスが

あなたに訪れますように

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久々のブログ更新です。

 

この一週間、

割と精力的に活動はしていたのですが

ブログはピタッと止まってました。

燃え尽きたのでしょうか?!

 

まぁ、そんな時もありますね(笑)

 

今日は

春なので恋の話でも。

 

恋をしている人は美しいですね。

 

でも、

恋愛ってすごく特別なことのようだけれど

とどのつまりは「人間関係」のかたちです。

 

都合のいいことばかりではないし

思い通りにならないことも

たくさんあります。

 

違いがあるから

惹かれあったはずなのに

いつしか違いが許せなくなる。

 

相手を理解できない、

相手に理解してもらえない、

もしも今、

そんな苦しみの中にいるなら

その恋は卒業間近かもしれません。

 

その相手と別れるにせよ、続けるにせよ、

視座を変えてみる時期に来ているということ。

 

恋愛には

自分の持つパターンが凝縮されているので

相手を理解したり

相手に理解されようと苦しむのは

一旦脇に置いて

自分を理解することに

注力してみるといいと思います。

 

浮気や不倫といった問題についても

まずは自分を理解することで

すんなり解決する場合もあります。

 

極論を言えば

相手を理解することは

おそらく不可能なはずなんです。

 

なぜなら

私達は自分の主観でしか

物事を捉えることができないので。

 

ですから

相手のことを理解できなくても

相手が自分のことを理解できなくても

それはそんなに驚くことでもないんです。

 

もちろん

私もかつては求めて奪って押し付けて

恋愛に苦しんできたなぁと思います。

 

相手のことばかり見ていて

自分のことなんか

ちっとも見ていなかったから

まさに盲目的な恋ばかりでした。

 

今は一緒に暮らす夫のお陰様もあって

ようやく辛い恋愛から

卒業できたような気がしています。

 

今は大人のロマンスを堪能中?

…ということにしておきますかね!

言葉にできない

あなたに会えて

本当によかった

嬉しくて 嬉しくて

言葉にできない

 

小田和正さんの曲。

今日はまさにこんな気持ちです。

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得度して8年、

ようやく手に入れた経本です。

 

導師 一天阿闍梨と光翠僧の読経に倣い

両親のために私も読経させていただきました。

 

母の四十九日の法要と納骨を

滞りなく終えた今、

感動のあまり言葉にできません。

 

今回は父にも戒名をいただき

本位牌は夫婦連名で作成し

開眼供養していただきました。

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夫婦仲良く

ひとつの位牌に魂が入り

私の側に来てくれました。

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お供物も

なんとなく夫婦のようです。

 

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納骨の際にも精一杯の読経を両親へ。

 

とはいえ、

般若心経以外は

声を出して読んだことがありません。

 

私が経本を追えなくなると

光翠僧がそっと経本を見せ

「ここを読んでるのよ!」と

さりげなく伝えて下さいます。

 

もし、私が得度していなかったら

こんな感動的な法要はなかったし

両親やご先祖様に対する感謝も

ここまで深く感じられなかったと思います。

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一天阿闍梨により

お仏壇、本位牌、ご本尊、脇侍、

全ての開眼供養を行い

我が家の仏壇は名実共に

ご先祖様の住処となりました。

 

日本の仏教は葬式仏教だ、

こんなのは単なる形式上のことだ…。

 

確かにそういう部分はあると思います。

 

事実、父の時には

法要も読経も戒名もないまま

あの世へ送り出しました。

 

それはそれで

その時の最善を尽くしたので

悔いはありません。

 

ただ、

宗教が本来担っている役割や

儀式の意味を知ることにより

その大切さを改めて実感します。

 

だからこそ13年の時を経て

父にも戒名をいただいたわけで。

 

こんなに素晴らしい法要は

生まれてはじめての経験でした。

 

一天阿闍梨と光翠僧には

どんなに感謝しても足りません。

 

まさに

言葉にできない、という感じです。

 

宗教なんて…と毛嫌いせずに

ご自身のルーツやご先祖様について

宗教を通して触れてみることは

とてもいい経験になると思います。

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あなたに会えて

本当によかった

嬉しくて 嬉しくて

言葉にできない

 

愛する父と母に

愛する夫に

愛する友に

そして私と繋がる

愛すべき全ての人に

 

言葉にできないくらい

感謝しています。

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追伸:

阿闍梨にお願いし

セッションルームに安置している

念持仏の千手観音像も

開眼供養を行いました。

 

やはり、

命が宿る仏像は違います!

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普段はお厨子を閉じておりますが

ご希望があればご開帳致します!

 

セッションの際には

お気軽にお申し付けくださいね。