言葉にできない
あなたに会えて
本当によかった
嬉しくて 嬉しくて
言葉にできない
…小田和正さんの曲。
今日はまさにこんな気持ちです。
得度して8年、
ようやく手に入れた経本です。
導師 一天阿闍梨と光翠僧の読経に倣い
両親のために私も読経させていただきました。
母の四十九日の法要と納骨を
滞りなく終えた今、
感動のあまり言葉にできません。
今回は父にも戒名をいただき
本位牌は夫婦連名で作成し
開眼供養していただきました。
夫婦仲良く
ひとつの位牌に魂が入り
私の側に来てくれました。
お供物も
なんとなく夫婦のようです。
納骨の際にも精一杯の読経を両親へ。
とはいえ、
般若心経以外は
声を出して読んだことがありません。
私が経本を追えなくなると
光翠僧がそっと経本を見せ
「ここを読んでるのよ!」と
さりげなく伝えて下さいます。
もし、私が得度していなかったら
こんな感動的な法要はなかったし
両親やご先祖様に対する感謝も
ここまで深く感じられなかったと思います。
一天阿闍梨により
お仏壇、本位牌、ご本尊、脇侍、
全ての開眼供養を行い
我が家の仏壇は名実共に
ご先祖様の住処となりました。
日本の仏教は葬式仏教だ、
こんなのは単なる形式上のことだ…。
確かにそういう部分はあると思います。
事実、父の時には
法要も読経も戒名もないまま
あの世へ送り出しました。
それはそれで
その時の最善を尽くしたので
悔いはありません。
ただ、
宗教が本来担っている役割や
儀式の意味を知ることにより
その大切さを改めて実感します。
だからこそ13年の時を経て
父にも戒名をいただいたわけで。
こんなに素晴らしい法要は
生まれてはじめての経験でした。
一天阿闍梨と光翠僧には
どんなに感謝しても足りません。
まさに
言葉にできない、という感じです。
宗教なんて…と毛嫌いせずに
ご自身のルーツやご先祖様について
宗教を通して触れてみることは
とてもいい経験になると思います。
あなたに会えて
本当によかった
嬉しくて 嬉しくて
言葉にできない
愛する父と母に
愛する夫に
愛する友に
そして私と繋がる
愛すべき全ての人に
言葉にできないくらい
感謝しています。
追伸:
阿闍梨にお願いし
セッションルームに安置している
念持仏の千手観音像も
開眼供養を行いました。
やはり、
命が宿る仏像は違います!
普段はお厨子を閉じておりますが
ご希望があればご開帳致します!
セッションの際には
お気軽にお申し付けくださいね。