宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

感謝の心

今夜はクリスマス・イブですね。

今年はご自宅で
ゆっくりと過ごされる方が
例年より多いかもしれません。

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私は「家」が大好きなので

巣ごもり自体は全く苦ではないのですが

そんな私ですらも今年は意識的に

外出を制限していたこともあり

外に出たときの開放感や

そこで顔を合わせる人々に対し

より一層「ありがたい」と感じては

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

お恥ずかしい話、

こんなに毎日、些細なことにも

「ありがとう」を感じて過ごしたことは

かつてなかったかもしれないと思うほどです。

 

今までの人生において

いかに「当たり前」という言葉を使い

自分の「正義」に酔いしれたまま

感謝のない生き方をしてきたことか。

 

コロナ禍という

かつて経験したことのない現実に直面し

生活様式を変えざるを得なくなったことで

この「当たり前」も「自分の正義」も

単なる幻にしか過ぎなかったのだと

改めて教えられました。

 

己の無知と無恥、そしてその傲慢さに

ただひたすら恥じいるばかりです。

 

もしもあなたの口から

「当たり前」という言葉が

こぼれ落ちるときがあれば

どうか振り返ってみてください。

 

それはいつからあなたにとって

「当たり前」になったのかを。

 

諸行無常」の此の岸で生きる私たちに

「当たり前」などということが

いったいどこにあるのでしょうか。

 

常なるものなど無いならば

全てが「有り難い」はずなのに。

 

もしかしたら、

あなたの中の「感謝の心」が消えたとき

そこに「当たり前」という言葉が

現れるのかもしれませんね。

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今でこそ酒量は減ったものの

サラリーマン時代の私は

相当お酒を飲んでいました。

 

ついつい飲み過ぎて酒に酔ったことで

悔いの残る行いや恥ずべき行いに及んだ事は

数知れずあります。

 

二日酔いの苦しさと己の行為に対する後悔から

「もう、酒やめるわ。」と何度言ったことか。

 

思い返すだけでも

穴があったら入りたい気分ですし

やり直せるものなら

取り返せるものなら

あの失態の数々を

全て無かったことにしたいですね(笑)

 

もしかしたら、

人というのはこんな風に

まるで酒に酔うように自分の正義に酔いしれて

感謝のない生き方を繰り返しては

一生を終えてしまうものなのかもしれません。

 

その酔いから覚めたときに

後悔のない生き方をしたいものです。

 

この有り難い人生を大切に生きていきたい。

 

そして、

たとえ自分がどんな感情を刺激されようとも

この有り難い出会いを大切に生きていきたい。

 

そんなふうに私は思います。

 

「当たり前」を見直すことで

どんなことにも「有り難い」と感じるとき

今までよりも多くの「幸せ」を感じている。

 

今年はそんな気付きもありましたよ。

 

感謝の心というのは

実は究極の「自愛」なのかもしれませんね。