宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

もし、胸をいためているなら

私の住む千葉県は台風15号の被害が大きく

いまもまだ復旧の目処が立たっていない地域も

多数存在しています。

 

有り難いことに

私の住んでいる地域は

ライフラインが寸断されることもなく

台風当日も風雨が弱まるのを待ち

仕事のために外出したくらいでした。

 

外に出て目にしたのは

倒木、倒壊した建物や看板、消えた信号…。

 

目を疑う光景が目の前に広がる中、

渋滞の車列に混ざって思い出したのは

2011年3月11日のこと。

 

あの日も

地震直後に会社で帰宅指示をうけ

渋滞の車列に混ざって見た光景から

ことの重大さを肌で感じ

じわじわと恐怖と不安が込み上げてきました。

 

こんなことが

自分の日常におこるなんて

とてもじゃないけれど信じられなくて

息をすることも苦しくなったとき

この言葉が浮かんできて

頭の中で何度も何度も繰り返しながら

心を落ち着けていました。

 

As above, so below. As within, so without.

上の如く、下も然り。内の如く、外も然り。

 

昔、恩師が教えてくれた言葉です。

 

万物の現象と私たちの心の有り様は

一致するのだ、ということ。

 

宇宙で起こること、

世界で起こること、

日本で起こること、

そして身近なところで起こる現実は、

それを見ている

私の心の反映なのだ、ということ。

 

そして、

 

私の心で起こることは、

宇宙で、世界で、日本で

そして身近なところで起こるのだ、ということ。

 

だから、

 

受け入れ難い現実が目の前にあるときは

出来事や外側の世界に問題を探すのではなく

まずは自分の心に問いかけなさい。

 

そのように恩師は説いてくれました。

 

私はこの言葉を知ったことにより

その後の人生、そして今に至るまで

どれだけ救われたかわかりません。

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とはいえ、

被災された方々にしてみたら

ライフラインが途絶え

日常が破壊され

命にかかわる危機的状況の中で

心の平安を保つことは難しいでしょう。

 

こんな言葉を知ったところで

なんの救いにもならないかもしれない。

 

それでも

いつか役に立つときがくるかもしれないから…。

 

あえてこのタイミングで投稿してみました。

 

また、私のように

今現在、被災していない方々には

より一層この言葉を知っていただけたらと

願っています。

 

もし

この災害に胸をいため

何かをしたいと思っているならば

まず、あなたの心を落ち着けて

それから行動に移してみてください。

 

あなたの心の平和が

多くの人を救うかもしれないので…。

 

ひとりひとりに心の平和が訪れ

社会が安寧であることを祈りつつ。

 

1日も早い復興にむけて

私もできることからひとつずつ

丁寧に取り組んでいこうと思います。