宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

宇宙のシナリオ

地球から見て

木星土星が重なって見える天体配置は

約20年に一度のサイクルで訪れます。

 

占星術の世界ではこの迎合を

「グレートコンジャンクション」と呼びます。

 

 2020年12月22日、

風の星座の水瓶座0度で重なる木星土星

 

昨今よく耳にする

ここから約240年間続くとされる

「風の時代」の始まりです。

 

今回のグレートコンジャンクション

エレメントの移行については

既に多くの詳しい記事がありますので

私はあえて個人的なことを

過去20年の振り返りとして

備忘録的にまとめておこうと思います。

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前回のグレートコンジャンクション

2000年5月29日、

地の星座、牡牛座22度で迎合しました。

 

この頃、私は何をしていたか…というと

都内で暮らし、

いつか正社員になることを目指しながら

派遣社員として大手企業で働いていました。

 

そしてプライベートでは

人生における大きな転機を迎えていました。

 

家とお金と人間関係における

長きに渡った滞りの解消を決意し

新しい人生へと

大きな一歩を踏み出した時です。

 

まさに

「全てを捨てて生まれ変わろう」

そのくらいの覚悟を決めた時でした。

 

同年8月に

私はサターンリターンを迎えます。

 

サターンリターンとは

出生図の土星と同じ位置に

天を運行中の土星がやってくることで

約29年のサイクルで訪れます。

 

そのタイミングで

私は都内から千葉県へ引越し、

現在の夫と同居生活をスタートさせます。

 

その翌年、2001年6月に入籍しましたが

その時のホロスコープを見ると

私の出生図における

「パートナーシップ」の位置に

天を運行中の金星が入っていました。

 

はからずともこの結婚は

ベストなタイミングだったのでしょうね。

 

あれからもうすぐ20年。

 

当時の私が

手に入れたいと望んでいたものは

この20年で全て手に入れました。

 

そして手に入れたものは

本当に必要なものだけを残し

2016年からの4年間で

ほとんど全て失いました。 

 

エゴを満たすだけのものは

思い出と教訓だけを残し

私の世界から

すっかり消えてしまいました。

 

自分で言うのもなんですが

本当にドラマチックな人生でしたし

とにかく肝心なところで外さない

己の運の強さに驚かされます。

 

どういうことかといえば

占星術的な観点から

私のこの20年を振り返ると

全て宇宙のシナリオ通りに

人生が展開していたのです。

 

今でこそ占星術師として

このように星を読みますが

キャリアとしては10年程度のものです。

 

20年前の私はスピリチュアルはおろか

占いというツールにも全く興味がなく

生活のためお金を稼ぐことに

とにかく必死でしたから

前半の10年というのは

この20年のドラマを全く予想だにせず

ここまで生きてきたわけです。

 

むしろあの頃、

何も知らなかったからこそ

宇宙のシナリオ通りに

生きてこられたのかもしれません。

 

もしもあの頃、

今のように星が読めていたら

これだけ大胆な選択は

できなかったかもしれない。

 

そんなふうにも思うのです。

 

結局「占い」というのは

やっぱり当たるものなのです。

 

だからこそ

そのツールや技術が

古代から脈々と

受け継がれてきたのでしょう。

 

そういうと

全ては決まっているかのようですが

実際、占いが外れることもあります。

 

それは、

その結果を「意識」した瞬間から

人間は「自由意思」により

行動、すなわち未来を

選択できるようになるからです。

 

それを知る前に

導き出された「過去」を変え

異なる「今」を

手に入れることができる。

 

それが意識的であれ無意識的であれ

人間の「意識」や「意思」の力というのは

現実を変化させるだけの

計り知れない力があるのです。

 

占いが当たるか外れるかは

実際のところどちらでもよく

大切なことは

「意識的に生きる」ことであり

「主体性を持って生きる」ことだと

私は考えています。

 

何も知らずに生きていたら

それこそ占いどおりの人生になる。

 

もちろん

それが望み通りの人生ならば

それでもいいと思います。

 

私はこの20年、

何も知らずとも

望み通りの人生でした。

 

そして今はツールを使い

古代の叡智と

宇宙の真理に道を尋ねながら

望み通りの人生を

意識的に創造しています。

 

知っていても、知らなくても、

人は必ず「望み通り」の人生を創造しますが

何か違和感や滞りを感じていたり

逆に変化を感じているようならば

古代の叡智や宇宙の真理に

己の歩むその道が

いったいどんな道なのかを

尋ねてみるのもいいでしょう。

 

占いは単なる「未来予測」ではなく

今を生きるためのツールです。

 

宇宙のシナリオを知ることで

より善い今を演出できるのが

占いの醍醐味でもあると思います。

 

これから私が歩むであろう

宇宙のシナリオを紐解きながら

己がとても自由であることに

感謝と歓びを感じて胸が熱くなります。

 

これからはじまる20年が

どんな人生になるのか

今からとても楽しみです。