秋を迎える前に

太陽が獅子座から乙女座へ。

夏の盛りを終え

季節は徐々に秋へと向かう。

COVID-19、そして猛暑…。

命の危機について

こんなに意識したのは

はじめてのことかもしれない。

かつて経験したことのない厳しい夏も

ようやく終盤に入った。

5月までの停滞感が嘘のように

6月からは何もかもが猛スピードで展開し

目まぐるしく変化するエネルギーに

ついていくだけで精一杯の日々。

否応なしに変わりゆく世界と己に対し

ホメオスタシスが働いて

太陽乙女座入りのタイミングで

いよいよ体調に違和感を覚える。

私はこの感覚をよく知ってる。

幾度となく経験してきたことだから

抗うことなく素直に受け入れた。

ホメオスタシスには抗えないから

ホメオスタシスをいかに揺るがし

コンフォートゾーンから抜け出すか。

物理世界の心と身体というのは

違和感を見過ごすことなく

「未病」の段階でケアすることが大切だ。

優先順位を見直し

まるで自分を調律するように

ひとつひとつの「ズレ」を微調整していく。

そんな地味で地道な作業を

繰り返すこと数日。

まるで計算し尽くされたように

ヨガ・リトリートの日を迎える。

バジュラ・アーサナで深い瞑想へ。

動物性食材不使用の菜食メニューで

大地のエネルギーを身体に満たす。

アーサナも食事も私への祝福だ。

見事なまでに

顕現する世界というのは

己の内部表現そのものだと知る。

秋を迎える前に再確認。

新しい時代は

すでに始まっている。