追善供養
今日は母の洒水忌という日にあたります。
十王審査の
3回目の審判を受ける日、
…とされていますね。
ちなみに、
かの有名な閻魔様は
5回目のご担当だそうです!
母の追善供養のために
成田山新勝寺へ行ってきました。
平日、雨模様、寒さ…。
さすがの新勝寺も人がまばらです。
お写経と護摩木を奉納し
1月に頂戴した母のお札も
感謝を込めて返納しました。
今日、成田山新勝寺へ行くことは
先週の月曜日に決めていました。
遡ること1週間、
私は友人と会っていました。
無事に母の葬儀を終え
少し落ち着いてきたので
献杯して食事でも…と。
待ち合わせ場所に着くと
私は友人に導かれ、
行くことになりました。
森下から門前仲町へ
お散歩にはちょうどいい距離です。
道すがら、
友人が素敵なお店を教えてくれました。
美味しいジェラートに舌鼓。
パンがホカホカなのです!
程なく深川不動尊へ到着。
参道では
美味しいお漬物も購入したのに…。
写真を撮り忘れてしまいました。
深川不動尊の本堂では
お護摩祈祷が行われていました。
ご祈祷中は
般若心経とお不動様のご真言だけは
必ず一緒にお唱えしているのですが
思いがけず導かれた喜びからか
目頭が熱くなり、
声が震えてしまいました。
その後は友人と
とても楽しい時間を過ごしました。
友人からは
ご丁寧にお供物を頂戴したので
帰宅してすぐに
母の祭壇にお供えしたのですが、
その時にふと
法事のスケジュールが目に入りました。
まさに以芳忌にあたる日に
お不動様へ導かれていたのです。
鳥肌が立ちました。
これは四十九日の法要までの七日忌は
お不動様で母の追善供養をしなさいと
教えられたような気持ちになり
今日の参詣を決めたわけです。
お写経でもお護摩祈祷でも
般若心経とご真言をお唱えしましたが
今日もまた何か胸に迫るものがあり
涙を流してしまいました。
形式的な儀式に
その是非を問う人も多いでしょう。
しかし
こういった節目に故人を偲ぶことは
故人の供養だけではなく
残された側の癒しや助けになると思います。
供養の有難さが身に染みた1日でした。