木星の恩恵
出生ホロスコープは可能性の地図。
私がこの世に生を受けた瞬間に
宇宙から受け取ったギフトを記した
壮大な宝の地図です。
宝のありかを知っただけでは
その宝を手にすることができないように
宇宙からのギフトというのは
「人生」という旅路において
自らの手で獲得していくのだと思います。
占いが当たっていないのではなく、
それはまだその宝の場所に
辿り着けていないだけだったり
そこにあった宝を
見過ごしただけなのかもしれません。
宝のありかを示すまでが占星術の世界。
その宝を意識的に手にするのか
あると知っていても見過ごすのかは
それぞれの人生において委ねられているのです。
宇宙は決してあなたに強制はしません。
ギフトは受け取ってもいいし
受け取らなくてもいい。
それはあくまでも
宇宙があなたに与えてくれた
「ギフト(贈りもの)」なのだから…。
占星術で取り扱う天体には
それぞれ「年齢域」という概念があり
地球の周りを一周する時間の長さを
人生のサイクルに当てはめて読みます。
私は今、木星期に入ったところ。
私の木星は射手座で
水星と重なっているのですが
水星期の頃に獲得したギフトを
今まさに拡大させるような流れを
ひしひしと感じています。
2年前、火星期を終えるあたりから
人生の転機を迎えているという点も
大変興味深いです。
振り返れば
それぞれの惑星の年齢域の頃に
その年齢域に対応する惑星のギフトを
自分なりに獲得していることに気付きます。
改めて占星術の奥深さと面白さを感じますね。
自分の出生ホロスコープを眺めながら
木星期に獲得するギフトに思いを馳せつつ
今しかできないトレジャーハントを
思いきり楽しもうと思っています。