宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

病気になりました

私が習得した直傳靈氣療法では

「風邪は身体の掃除」と表現します。

 

たまに風邪をひくことにより

身体に溜まった疲れや病気を

自らの免疫力や治癒力で

浄化するという考え方をします。

 

ですから

普段は少々熱が出ても

よっぽど症状が酷くない限りは

病院に行ったり

薬を飲んだりはしないのですが

今回、のっぴきならぬ用事があり

久々に市販の風邪薬を飲みました。

 

結論から言うと

飲んだ薬が想像以上に効いてしまい

意識を失ったように

ほぼ一日中眠ってしまったため

のっぴきならぬ用事は

延期していただいたという…(苦笑)

 

何のために薬を飲んだのやら

さっぱりわからない状況になりましたが

それでも目覚めた時には

すっかり解熱されておりました。

 

西洋医学、すごいですね。

対処療法としては即効性ハンパない。

 

しかし、困ったことに

症状は改善されたはずなのに

気分はすっかり病人です。

 

気力の出ないことこのうえなく。

 

心なしか

身体もあちこち痛む気がするし

(気がするだけです。痛みが無いのに…。)

家事をするのも億劫になる始末。

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あれ?どうした?

 

こんなときは

自分に意識が集中しすぎています。

 

要するに

自意識過剰な状態です。

 

なんで、どうして、には

そもそも答えがないのに

懸命に探していたりします。

 

症状が緩和されても

気力が落ちているときというのは

それが自然と満ちるまで

ゆっくり休む必要がある、それだけです。

 

それなのに、

 

症状が無いのに不調を感じるのは

甘えだとか

サボっているだとか

ワガママだとか

人に迷惑をかけているとか

言いたい人には言わせておきましょう。

 

しかも

それを誰よりもしつこく言っているのは

自分自身の可能性が最も高いです。

 

病気になるときというのは

病気になる必要があるのです。

 

病気というかたちでしか

身体が表現できないほど

何かしらバランスを欠いた状態なのです。

 

そういった本質を見る事なく

対処療法で目下の問題を解消したところで

根本的な原因が解消されなければ

また問題は繰り返してしまいます。

 

西洋医学は素晴らしいです。

目下の苦しみを取り除くならば

こんなに優秀な治療はありませんし

それだけで完治するものも

たくさんあります。

 

しかし、

命の尊厳を遵守した

健やかで豊かな人生を

命の大前提に据えたとき

医学の力を駆使することが

むしろアンバランスな状態を

招くということもあると思います。

 

日本の法律では

代替医療やヒーリングによる治療行為は

否定されておりますが

うまく併用できる日が来るといいですね。

 

今回は薬の効果で

随分早く回復しましたが

病気になるほど欠いてしまったバランスは

どこかのタイミングで

きちんと調整する必要がありそうですね。

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