宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

コミュニケーションという癒し

一般病棟からICUに戻った母に

なんとか笑顔を取り戻してもらおうと

看護師さんたちが

いろいろ工夫してくださっています。

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数日前の面会のとき

部屋を仕切るパーテーションに

写真が貼ってありました。

 

お顔を出せないのが残念なくらい

イケメンな看護師さんと

リハビリ中のひとコマだそうです。

 

昨日、面会に行ったら

写真が増えていました!!


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こちらもリハビリ中のひとコマだそうで。

多くの看護師さんにサポートされて

リハビリを頑張っているのが伝わりますね。

 

写真の母は表情がかたいのですが

(顔の筋肉も衰えていて動かすことが困難)

リハビリ中のコミュニケーションで

おおいに刺激してもらえたからか

この日の夜の面会では

しっかり目も開いて

こちらの話をしっかり理解しているのが

表情から見て取れるくらいでした。

 

薬も処置も治療における重要な要素ですが

コミュニケーションによる癒しの力、

これは本当に大きな力だと思います。

 

大学病院だからなのか

それとも病棟の特性なのかわかりませんが

ICUの看護師さんは皆さん若い方ばかりです。

 

母の年齢だと

おそらく彼らの祖父祖母くらいか

それ以上の年齢になるでしょうね。

 

今は

口を閉じるリハビリと

上半身を起こすリハビリ、

そして、

手足の関節を動かすリハビリを

しているそうです。

 

母は気管切開をして

人工呼吸器が挿管されていますから

話すこともできませんし

見ての通り表情も乏しいので

意思の疎通をはかるのが困難です。

 

そんな状況の中、

日々の献身的な看護には

本当に頭が下がります。

 

9月3日の手術から

今のところ1日も休むことなく

母の面会に行っているのですが

そんな私に対しても

「ちゃんと休んでくださいね」と

労いのお言葉をかけてくださったりして

本当にありがたいです。

 

まだまだ母の闘病は続きますが

孤独な戦いではないということが

何よりの救いですね。

 

コミュニケーションによる癒しは偉大です。