宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

超高齢化社会

今日は

先日、母が救急搬送された病院で

主治医による外来診察でした。

 

午後も検査が入っているので

1日中病院に缶詰状態です。

 

母は重度の心臓疾患で

改善の選択肢は

今のところ手術しかありません。

 

しかし、

年齢的なリスクに加え

過去の手術の経験から

本人は手術を希望していません。

 

今はとまらずに5メートル歩くことも

息が上がってしまって困難なので

院内の移動も車椅子です。

 

この状態では一人暮らしも

もう限界だと感じているのですが

母の中では過去の同居が

失敗だったという思いが強く

私との同居を頑なに拒んでいます。

 

本人の意思を尊重すると言っても

あまりにもないものねだりなので…。

 

いろいろと問題は山積みで

高齢化社会の現実を

ありありと感じています。

 

私は父が既に他界しているので

老老介護や共倒れの問題ではないにせよ

同世代や、まだまだ働き盛りの

もうひと世代上の人たちにしてみたら

強ち他人事でもないように思います。

 

最近は晩婚化や高齢出産も増え

私の年代で育児真っ最中の人は

たくさんいますから

子供さんの世話と

親の介護も考えるとなると

なかなかハードルは高いですよね。

 

実際の介護の現場では

身体介助がメインなところもあり

母のような内臓疾患に関しては

専門医にかかっているという点からも

たとえ日常生活に支障があっても

受けられる介護サービスに関しては

制度としてあまり手厚くはありません。

 

母の場合、

経済的な余裕もないので

一人暮らしが困難だからといっても

入所できる施設もありません。

 

在宅介護という現実が

いよいよ目の前に迫ってきました。

 

健康長寿であれば

それは大変喜ばしいことなのですが

 

その肉体に

何かしらの病気や障害を持ったとき

そこへどう向き合っていくのかを

改めて考えさせられています。

 

それは家族としても

我が身に置き換えたとしても。

 

高齢化社会に向かって

まっしぐらに進んでいる日本ですが

どんな現実に直面したとしても

明るい未来を思い描こうと思います。

 

解決できない問題は顕現しないので…ね。

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