宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

アドレナリンが出た!

昨日は前職場でお世話になった

派遣さんが遊びに来てくださいました。

 

居酒屋「おうち」、臨時営業です!

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でも、

飲んでるのは店主のみ!

 

しかも、写真に写っている

盛り合わせみたいなつまみ以外は

彼女からのいただきもの(汗)

 

美味しいお土産、

ものすごくありがたいです。

 

もはや、

どちらが客人がわからないですね。

 

会社を辞めて2ヶ月、

ちょいちょい前職場の上司からは

仕事の問い合わせが入っていたものの

仕事の内容ではなく

業務に対する考え方や姿勢について

率直に話をするのは久しぶりでしたから

とても刺激のある楽しい時間でした。

 

私の所属していた部署は

設計や開発がメイン。

 

いわゆる専門職の集団です。

 

専門職の現場で行われる

一般事務職の仕事というのは

手間でめんどくさい仕事が多く

割と自由度の低い定型的なものばかりなので

ルールさえ理解してしまえば

誰でもできる簡単なことばかりです。

 

専門職の人の中には

そんな定型的な作業を軽視したり

作業の手間や手順を

無駄な作業と捉えてしまったり

そういう人がちらほらいるのも事実です。

 

事務仕事って乱暴な言い方をすれば

誰でもできる簡単な仕事の

集大成みたいなものですからね。

 

一般事務職の仕事って

その気になれば専門職の人にも

できる仕事ばかりですし

定型的な手順やルールを無視した方が

作業が手っ取り早く

終わることがあるのも事実です。

 

しかし

定型的な手順やルールには

必ず意味も意図もありますから

自分の作業効率だけに着目すると

後工程や後々の資料として

使い物にならなかったりもします。

 

どんなに手間や時間がかかるものでも

必ずしも無駄な作業ではないんですね。

 

ある程度の手間も効率化のうちだし

見えない部分の気遣いというのは

まるでボディーブローのように

後から効いてきます。

 

そういう地味で地道な仕事も

誰かがやらなければならないし

そこを軽視していたら

基礎の無い地盤に

いきなり家を建てるようなものです。

 

そんな、

縁の下の力持ち的な仕事が

一般事務職の領域だと思って

長年やってきましたから

その辺の「精神論」みたいな部分を

久しぶりに話した感じです。

 

特に

私のいた部署では

一般事務職はマイノリティ。

 

故に

私の独壇場でもあったのですが

仕事の悩みを共有する相手がいないという

問題があったのも事実です。

 

おそらく、

今、彼女もそんな立ち位置で

大変なことが多いのだと思います。

 

言われたことだけを

やっていればいいのでしょうが

仕事の意図や流れを理解して取り組むことで

仕事の質は格段に向上します。

 

たかが事務職、

されど事務職なのです。

 

その辺は

価値観と経験値の差が

出る部分なんでしょうけれどね…。

 

それから、

最近の傾向として

マニュアルが無いから

教えてもらっていないから

仕事ができない、

やらなくていいと思った、という人が

割と多く見受けられます。

 

良くも悪くも「時代」なんでしょうが。

 

私の若い頃は

マニュアルが無い仕事ばかりで

教えてもらっていないから

やりませんでした、は

通用しない時代でした。

 

わからなければ自分から質問して

見よう見まねで取り組むことが当たり前、

受け身でいたらいつまでたっても

仕事を覚えられなかった時代でした。

 

そういうの

ジェネレーションギャップって

言うんですかね?!

 

しかも、今どきは

この手のことをあまり強く主張すると

パワハラとかモラハラとか言われちゃうから

苦言を呈するのにもなにかと気を使います。

 

彼女は同世代ということもあり

その辺の共通認識もあるから

久々に仕事の問題点について

率直な意見交換をしたので

脳内物質出た!という感じでしたね(笑)

 

仕事の話をするときは

何かスイッチが入る気がします。

 

特に昔の仕事は

脳が慣れた思考をまわすから

興奮するのかもしれません。

 

事務仕事、好きなんでしょうけれどね…。

 

身体壊すまでやり過ぎちゃったから

今はもう少しお休みしたほうが

いいのかなぁと思いつつ。

 

頭で考えることよりも

身体の感覚というのは

間違いないですからね。

 

ここは身体の感覚に従っておきましょう。

 

実際、

昔の仕事のことを考え出すと

首から上の方に

エネルギーがあがるのがわかります。

 

肩甲骨のあたりから後頭部まで

ギュッと力が入ってくるんですね。

 

アドレナリンが出ているのだと思います。

身体が戦闘モード!ということですね。

 

生活の中では

適度な緊張感は必要不可欠ですが

これが1日の大半を占めるとなると

やはり負荷の高い状態です。

 

諸々が壊れる前に

その辺をうまくコントロールできていたら

よかったのかもしれません。

 

瞑想習慣と出逢うのがもう数年早かったら

会社勤めを続けていたのかもしれませんが

タラレバは無いので、

これが最善だったのでしょう。

 

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どんな仕事であっても

必要があって存在しています。

 

組織で働いていると

理不尽なことはよくありますが

自分もどこかで

理不尽なことをしているのかもしれません。

 

どちらか一方が正しいのではなく

どちらも正しいし間違えているのですから。

 

自分が理解できないからといって

相手の仕事を軽視したり

否定したりするのは

自他共に業務そのものへ

過度なストレスをかけることになります。

 

仕事の違いや思想の違いを知ったうえで

相手を尊重することができれば

業務は円滑に進むのではないかと思いますよ。

 

人との関わりは

自分自身を見つめる時間です。

 

自分がどんな概念で生きているのかが

如実に出てきますね。

 

なんだか今回のブログは

当時の愚痴や仕事に対する思いを

改めて見直す感じになりました。

 

そんな日もありますね。

 

それもまた大切なプロセスかな。