宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

怖い夢

リビングでうたた寝中に

ものすごく怖い夢を見て

本当に叫んで起きました。

 

夜の雪道、

足がとられて思うように歩けず

挙句、道に迷ってしまう。

道がわからなくてウロウロしていると

知らない男がこちらに向かってきて

背後から覆い被さり腹部を刺され

ギャーッ!と叫ぶ…。

 

↑この、ギャーッ!の声が実際に出て

自分の声で目が覚めたわけですね。

 

子供の頃は

追いかけられる夢とか

襲われる夢をよく見ていたのですが

大人になってからは久しぶりです。

 

目が覚めても

心臓はバクバクしているし

かなり臨場感のある夢でした。

 

冷静に考えれば

この時期に雪とかおかしいし

そもそも風景も人物も

実在しないものなのですが

あまりにも臨場感が高いので

夢の中では何の疑いもなく

その場を生きているわけです。

 

夢で良かったわけですが(笑)

 

目が覚めて

リビングの風景が目に飛び込んできても

さっきまでの恐怖が身体に残っていて

頭は現実を認識していても

心臓も呼吸も夢の続き。

 

私の身体は

まだ夢の中に臨場感がある状態。

 

単に寝ぼけているだけなので

数秒で落ち着いてしまうのですが

このほんの数秒、

意識と身体の感覚差というか

身体に残っている余韻を感じたとき

「全ては幻想(仮観)」であることを

体感したような気がしました。

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人は

臨場感の高い場面を

現実と捉えているんだなぁって。

 

…若干、今更ではありますが。

 

で、

 

今朝はこれまた久しぶりに

なんともさびしい夢を見て

目が覚めたわけです(笑)

 

初恋の人の夢なんですけれど、

私、この人の夢を見るときって

日常で追い詰められていることが多くて(笑)

 

正直、

今は悠々自適な生活なので、

追い詰められている感じは

全くなかったのですが…。

 

初恋の人の夢は

決まったストーリーはないのですが

だいたい大筋は同じです。

 

会話もできず

目も合わしてもらえず

もう二度と戻ってこないのは

わかっているけれど

せめて今ここにいる

私の存在に気づいて欲しいと

後悔とさびしい気持ちで

遠くから彼の行動を見ています。

 

もし言葉を交わせるならば

あの時はごめんねって

謝りたいのですが

それすらも叶わない状態。

 

その姿は

一緒に過ごした

中学生の頃と変わりません。

(それ以降の姿を知らないからね)

 

私はもう46歳なのにね(笑)

 

無意識には時間も空間も無いから

そんなアンマッチもお構いなしで

悲恋の臨場感は高まるばかりです。

 

目が覚めたとき

まだ身体は夢の中の臨場感のままで

あぁ、この感覚だな、と再認識しました。

 

「全ては幻想なんだ。」ということです。

 

五感のインプットが強ければ

その反応に臨場感が高まるから

目が覚めている時には

それが幻想であるとは

到底思えないけれど

目の前に広がる世界というのは

実際には私の脳が創り出している

幻想なんだなぁということです。

 

刺激に対する反応こそが

臨場感として現実になっている。

 

この反応こそが鍵なのかもしれません。

 

それにしても、

立て続けに夢見が悪かったですね。

 

今朝、瞑想の後に

夢のことを考えていたのですが

昨日は蠍座の満月だったので

日頃隠していることが

わーっと蓋を開けて出てきたのかも、と。

 

不安や恐怖、さびしさみたいなものが

わーっと。

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確かに、

仕事を辞めたことは

ポジティブな変化ではあるけれど

収入に対する不安が

全く無いとは言い切れません。

 

組織から離れたことで

社会生活を営むうえでは

蚊帳の外にいるような感覚もあり

今、私の世界で社会といえば

意識的に外に出ないかぎり

主人と私の2人きりです。

 

前職の仲間達は

今も本当に良くしてくれるけれど

現場から離れてしまったら

彼らの話についていけるのも

時間の問題。

 

長年やってきた

事務職以外のことに対しても

経験値の低さや

知識不足からくる自信のなさとか

他の人と比べてしまうとか

人からどう見られているかとか

もっと楽をしたい気持ちとか

普段は見て見ぬ振りをしているものが

夢の中でわーっと出てきたんだな、と。

 

さすが満月ですね。

 

このようなサインはしっかり拾いましょう!

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夢の中の出来事にも

丁寧に手を当てていくことで

普段は手を当てるのが難しい

無意識の領域にも

アプローチすることができます。

 

不安や恐怖、さびしさは

決して悪い感覚ではないけれど

そこに囚われて不安定になるならば

そこに囚われすぎないようにすればいい。

 

隠して蓋をするのではなく

受け入れて置いておくということ。

 

反応したら

そこから幻想を広げることなく

そこで止観すること。

 

瞑想の実践が役に立ちます。

 

夢のお告げ、というと

なんだか胡散臭いですが

無意識からのメッセージと思えば

自分のことですからね。

 

蠍座の満月に照らされて

やっと意識にあがってきたのだから

今月のテーマとして

丁寧に取り組んでいこうと思います。