宇宙に恋して

こころの声を紡ぎながら、目に見えない世界を探求しています。

私の世界

先日、水星が順行になったばかりですが、

今日から9月6日まで土星が逆行となります。

 

星の逆行については

その惑星の「らしさ」みたいな部分が

滞ったり、鈍くなったり、

歪んだかたちで発揮されたり…と

とかくネガティブな印象があるのですが

そもそもネガティブな印象の強い惑星の場合は

さらにネガティブな読み方をされる方と

逆にポジティブな読み方をされる方とがいて

なかなか面白いなぁと思ったりします。

 

今回、逆行に入った土星

割とネガティブな印象を抱く人も多いので

水星に比べると読み方にもバラエティーがあり

なかなか興味深いものがありますよ。

 

ちなみに私はどちらかというと

土星に対して好意的かな?(笑)

 

私の出生図の土星も逆行中だったので

そういうのも、なんとなく、

ふむふむ、な感じですし。

 

あ、

 

占星術はいまだに天動説の世界観なので

地球を中心に天体が廻っていると解釈します。

だから星が行ったり来たりするんですね。

 

私(地球)を中心に世界(惑星)は廻っている!

 

…って、

なんて素敵な考え方なのかしら!!

と、占星術を学び始めた頃の私は

胸がときめいたものです(笑)

 

というのも、

 

自分の中では

とてもしっくりくる考え方だったからです。

 

なぜならば、

私たちはどんなに客観的に物事を考えたとしても

自分の主観からは出ることができません。

 

私、というフィルターを通して

いろいろなものごとを捉えて判断しています。

 

地動説は頭で理解していても

私自身は地球の自転すら体感することができず

ましてや公転を肌で感じることなどできないので

昼と夜の変化や季節の変化を

学校で習った知識を基にして

地球は自ら回転しながら

太陽の周りを廻っているんだなぁ、と

解釈しているにすぎません。

 

少なくとも、私はそうだったので、

人間の心の問題を扱う時こそ

このバリバリ主観的な考え方っていうのは

すごいしっくりくるんじゃないか?!と

かなりワクワクしたのを覚えています。

 

もし、

ビッグバンからすべてが始まったのであれば

私たちは星屑でできていると言っても

強ち言い過ぎではないかもしれません。

 

月の引力の影響で潮が満ち引きするように

地球も私たちも天体の影響を受けています。

 

かつてはみんな同じところから

派生したとするならば(universe)

占星術はなかなか面白い学びです。

 

深淵なる学びは尽きることがありません。

日々、新しい発見の連続です。

f:id:Kougetsu:20180418110400j:image